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妊娠中の母親から感染した、サイトメガロウイルスというウイルスが原因で、難聴や脳障害などになった赤ちゃんは、15年で2倍に増えていることが分かりました。
調査を行った学会は、「感染を早期に発見できるよう対策を講じるべきだ」としています。

この調査は、日本小児感染症学会が全国のおよそ2600の病院を対象に行ったもので、平成20年までの3年間に、妊娠中の母親から感染した病原体の影響で後遺症が出た赤ちゃんの数などを尋ねました。
その結果、サイトメガロウイルスというウイルスが原因で難聴や脳障害などになった赤ちゃんが140人と最も多く、1年当たりの報告数は、15年前の平成5年の2倍に増えていました。
こうした母子感染によってサイトメガロウイルスの影響が出るのは、ウイルスに対する免疫のない母親が妊娠中に初めて感染したときに限られますが、通常、母親自身に症状は出ないということです。
以前は、日常生活で感染の機会が多かったため、昭和60年代ごろまではほとんどの妊婦にウイルスへの免疫がありましたが、最近は免疫のない妊婦が3分の1に上るとする報告があるなど、赤ちゃんへの影響が懸念されています。
調査を担当した長崎大学の森内浩幸教授は、「生後1か月までに治療を始めれば、後遺症を軽くできるので、感染を早期に発見できるよう対策を講じるべきだ」と話しています。
母子感染で後遺症 15年で倍 NHKニュース





【どんな感染症??】
■サイトメガロウイルス感染症とはどんな感染症か

日本人の大多数は、周産期(しゅうさんき)を中心とする母子間でサイトメガロウイルス(CMV)に初めて感染し、潜伏した状態で体内にウイルスを保有します。
 CMV感染は直接的、間接的なヒトとヒトの接触によって起こります。感染源になりうるものとしては尿、唾液、鼻汁(びじゅう)、子宮頸管(けいかん)粘液、腟分泌液、精液、母乳、涙、血液、移植臓器などが知られており、一見健康にみえる人からもウイルスの排出が起こることもあります。

■症状の現れ方
小児や成人が初めてCMVに感染し、症状が現れる場合では、発熱、肝臓やリンパ節のはれというような軽い症状がほとんどです。妊娠中にCMVに初めて感染した場合は、先天(胎内)感染と呼ばれ、胎児に重い後遺症を残すこともあります。多くは無症状ですが、重症の場合には肝臓のはれ、黄疸(おうだん)、出血などの症状に加え、小頭症(しょうとうしょう)や水頭症(すいとうしょう)といった神経の異常も加わり、胎児や新生児が死亡することもあります。5歳ころまでに難聴(なんちょう)や知能の障害、眼の異常などの症状が出てくる場合もあります。
 何らかの原因で免疫力が低下し易(い)感染状態になると、潜伏感染していたCMVが再活性化して、ほとんどの人に症状が現れます。発熱、白血球減少、血小板減少、肝炎、関節炎、大腸炎、網膜炎(もうまくえん)、間質性肺炎(かんしつせいはいえん)などの症状が現れると重症になります。

■検査と診断
診断は、血清抗体の測定や血液・尿などの臨床材料からウイルスを検出することが一般的です。妊娠中に超音波検査などで胎児に異常が見つかった場合は、羊水(ようすい)のウイルス検査を行うこともあります。CMVの遺伝子は健常人の組織中にもあり、無症状でウイルスを排出することもあります。活動性のCMV感染では実験室での診断だけではなく、臨床診断も併用する必要性が指摘されています。

■治療の方法
治療薬としてはガンシクロビル、フォスカーネット、シドフォビル、アシクロビル、バラシクロビルなどの抗ウイルス薬、抗CMV高力価(こうりきか)免疫グロブリン、ヒト型抗CMV単クローン抗体などが知られています。

■サイトメガロウイルス感染症に気づいたらどうする
免疫状態や抵抗力が低下している場合は治療が必要です。それ以外の場合は無症状か軽症のことが多く、治療が不必要なこともあります。



【治療】

■サイトメガロウイルス感染症の症状の現れ方
小児や成人が初めてCMVに感染し、症状が現れる場合では、発熱、肝臓やリンパ節のはれというような軽い症状がほとんどです。妊娠中にCMVに初めて感染した場合は、先天(胎内)感染と呼ばれ、胎児に重い後遺症を残すこともあります。多くは無症状ですが、重症の場合には肝臓のはれ、黄疸(おうだん)、出血などの症状に加え、小頭症(しょうとうしょう)や水頭症(すいとうしょう)といった神経の異常も加わり、胎児や新生児が死亡することもあります。5歳ころまでに難聴(なんちょう)や知能の障害、眼の異常などの症状が出てくる場合もあります。
 何らかの原因で免疫力が低下し易(い)感染状態になると、潜伏感染していたCMVが再活性化して、ほとんどの人に症状が現れます。発熱、白血球減少、血小板減少、肝炎、関節炎、大腸炎、網膜炎(もうまくえん)、間質性肺炎(かんしつせいはいえん)などの症状が現れると重症になります。


■サイトメガロウイルス感染症の診断と治療の方法
治療薬としてはガンシクロビル、フォスカーネット、シドフォビル、アシクロビル、バラシクロビルなどの抗ウイルス薬、抗CMV高力価(こうりきか)免疫グロブリン、ヒト型抗CMV単クローン抗体などが知られています。


サイトメガロウイルス感染症 - goo ヘルスケア

是非とも国で進めて頂きたいですね!!